チャリ好きが高じて マウンテンバイクのバラ完・組み立てに チャレンジすることになった件

自転車好きのメンテナンス素人が検索を駆使してマウンテンバイクを組み立てていくプロセスを紹介します。

Ep.19 リアディレイラーを調整しろ

今日昭和の日、また奥多摩で峠に登ろうとしてたんだけど朝からの雨。
雨の中のロードバイクってけっこうしんどい。
視界は悪いわブレーキ効かないわ、あとスピード出すと雨が顔に当たるとけっこう痛いの。綺麗なお顔が台無しに。

んなわけで今日もおうちでマウンテンバイクをいじります。

 

今回はリアディレイラーの調整だ。
簡単に説明すると、ディレイラーの可動域(一番重いギア~一番軽いギア)の位置調整。
トップとローの位置が決まれば、あとは1速ずつ均等間隔に移動し変速する、そんな仕組みみたい。

変速機周りのメンテナンスはこのディレイラーの位置調整とワイヤーテンションの2点のみ。
それを知ると触るのがこわかったディレイラーも割と簡単な仕組みだということに気付く。
関心をもつとドンドン知識が増加する、よかですね~

 

ちなみにトップ(重たい)⇒ロー(軽い)の順番で調整するぞ。理由は知らん。
このサイトにあった図がベリーわかりやすかったので拝借。

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こんなかんじでスプロケの一番重い部分とディレイラーのプーリー(歯車)の位置を揃えて上げる。
ではやってみよう。

左右は同じ写真。
右はわかりやすいようにスプロケとプーリーの位置に線をひいてみた。

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ご覧の通りギア1個分くらいずれている。
プーリーが外側に行くように調整。

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このねじ、かなりやわらかい。
多くのの作業を脳筋スタイルでゴリオシしてきた感覚は忘れよう。

さーどうかなー

f:id:s-itoito:20210429072727p:plainオッケ、揃った! 


次にロー側。
ちなみにディレイラーはこんな感じで手でぐっと押せば動く。

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手の代わりにワイヤーでトップからローにディレイラーを引っ張ってギアチェンジするってのが変速の仕組みだ。
トップが一番ワイヤーがゆるく、ローが最も張っている状態になる。

ということは、仮にワイヤーがキレちゃってもトップ(一番重いギア)で走り続けられるということになる。
勇気ある者、つまり勇者になりたいヒトはニッパーでシフトワイヤーを切って試して頂きたい。

 

ということで手でディレイラーを押し込みながらロー側を調整する。
握力しんどい。

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けっこう内側にずれてる。先ほどのサイトを再度拝借。

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トップとは回すネジが違うから気をつけて。

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そして完成!!(スプロケも黒くて分かりづらい、申し訳)

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なにも難しい作業ではないが、きっとこういう微調整でプロとアマの差が出るんだろう。
もしうまくギアチェンジできなかったとしてもそれはそれで良い思い出ぽろぽろ。
最悪チャリや持って行けばいいんだし。

 

次回はとうとうワイヤーを通していく。
1stガンダムでいえば宙(ソラ)に上がってからくらいの終盤だ。
それではまた、ソロモンで会おう。


そういえばこのチャリと同じ色をしたザクレロって噛ませ犬的なモビルアーマーいたな。