Ep.20 ブレーキワイヤーを通せ フロントブレーキ
数年前にブレーキのついてないチャリがはやって、 人身事故が相次いで発生した時があった。
それからなのか、ブレーキがないチャリは公道を走れないことになっている。
ブレーキはチャリの生命線、僧侶でいう回復魔法くらいの命綱。
ということでブレーキに命を吹き込む、ワイヤーを通す行程だ。
まず手始めに簡単そうなフロントブレーキに着手。
ハンドルをステムにくっつける。
ワイヤーには種類があってそれぞれ正しい選択を求められる。
ブレーキケーブルとシフトケーブル。
インナーケーブルとアウターケーブル。
ロードバイク用とそれ以外。
詳しくはこちらをみてちょうだいな。
実物がこちら。
ブレーキを改めて見てみると、下記の点線や○枠のようにブレーキワイヤーを通す場所がある。
まずはこの○枠にブレーキのインナーケーブルを設置する。
次にブレーキ側の準備。
ブレーキにバナナみたいな鉄製のケーブル管と、魚釣りでつかうワームみたいなゴムを取り付ける。
両方ともブレーキ買うと付いてくるぞ。
次にケーブルの長さを決めていく。まずアウターから。
用意したアウターケーブルはこちら。メルカリで数百円だったぞ。
ブレーキ~バナナ管の間に当ててみる。
適切な長さは短すぎず長すぎずって書いてあった。当たり前のクラッカー。
長すぎると邪魔になり、短すぎるとワイヤーに負担がかかるらしい。
カットする場所に目印をつけてワイヤーカッターでバチン。
ニッパーでいくと断面が潰れたり何なりでよろしくないらしい。
ワイヤーカッターはこちらを用意。
リンク
途中息子が激励に。
切った断面をヤスリで整える。
そしたらアウターケーブル内に潤滑のためシリコンスプレーを吹く。
グリスでも良いのか? とか色々調べたが分からず、
先輩に聞いたところブレーキもシフターもシリコンスプレーでOKとのこと。
ホームセンターで数百円で売ってるし、使い切れなくても網戸の滑り改善とか家庭内で使い道は沢山ある。
ホームセンターで数百円で売ってるし、使い切れなくても網戸の滑り改善とか家庭内で使い道は沢山ある。
両サイドにキャップをつけてアウターケーブルの用意完了。
次に設置済みのインナーケーブルにアウターケーブルを通して、インナーケーブルをブレーキに接続する。
下記○枠がインナーワイヤーを固定する土台。
実際にタイヤを履かせてワイヤーを仮固定しながらブレーキを握ってみる。握った際に良い感じにブレーキがかかる場所をみつけて土台にしっかり固定、
余ったワイヤーを先ほどのワイヤーカッターでカット。
心配ならちょっと余裕持たして切れば良いと思うよ。
カットした末端にキャップをつける。キャップも金色という拘り。
んでブレーキに沿わせてー完成!!
ブレーキを握ると良い感じでVブレーキも動いてくれた。
細かい調整(片効きの改善や握り具合)は走りながら調整することにしよう。
※実際はこれがけっこう大変。
ということでフロントブレーキ完了、次回はリアブレーキに挑戦。
フロントよりもワイヤーが長く難易度も高そう。
お楽しみに!