Ep.02.1 フレームに過去の栄光を.1
さて今回からがやっと実作業。と言っても今回は組み立てには程遠くお掃除の回。
これがヤフオクで買ったマウンテンバイクフレーム。
見てもらうとわかるように至るところにシールが貼られている。
ハンドル近くで4つ。 キツネ?
後ろの方も4つ。またキツネ。
反対側もご覧の有様、ここにもキツネ?
狐のたたり??
何やねんこのシートチューブのおっさん。
推測するに前の所有者はストリート系ファッションの方なんだろう。
まっすぐのつばのキャップを横に被るあれね。
そして狐にたたられている。
別にシールが悪いとは思わないが、
前オーナーの想いがつまってるとなるとちいと嫌なのも事実。
スーファミのドラクエのソフトを中古で買って、前オーナーのセーブデータでゲーム始めることを想像してみてほしい。それと同じくらいの嫌レベルがこのシールである。
ということで剥がします。そのために調べますグーグル先生。
シール 古い はがす
※35歳はTwitterではなく専らグーグル検索だ
すると色々出てくる、シールはがす方法。
・ハンドクリーム塗る
・ドライヤーで温める
・除光液塗る
等々
シール剥がし専用スプレー(ヘラ付き)
ちなみに本プロジェクト、専用品にはとことん甘えるつもりだ。
汎用品使ってコスパ重視♪ なんていって下手に時間かかったりミスったりしたらその埋没コストのほうがでかい。
つまり専用品を買うのではない、時間と確実性を買うのだ。
ということでシュッシュしてはヘラでコツコツやる永遠と比較しても短くない作業が始まった。
いい感じのときはこんな具合にごそっと行けるがまぁ稀だ。
大体は硬質化しておりはがせても消しゴムのカス程度である。
とても根気が必要な作業なので何かテレビを見ながらやることをお薦めする。
そしてシールを剥がした後は全体を磨く。
使った道具はこれだ。
いわゆる激落ち君。僕の彼に対する評価は絶対的。
ベイスターズが優勝したときの大魔神佐々木への信頼感と遜色ないと言えば伝わるだろうか。
本当に大抵のものは落としてくれる。今の時期、むかつく就活生がいたらプレゼントしてあげると良い。
とにもかくにもシャワーでばーっと水かけられない、洗剤とか使いづらい環境、
といった方にはお薦めなのでお試しあれ。
ということで磨きに磨いた結果、
果たしてストリート系前オーナーの個性満載のフレームはどうなったか。
次回押忍番長、乞うご期待。