チャリ好きが高じて マウンテンバイクのバラ完・組み立てに チャレンジすることになった件

自転車好きのメンテナンス素人が検索を駆使してマウンテンバイクを組み立てていくプロセスを紹介します。

Ep.23 シフトワイヤーを通せ

実際にはもう1工程残っているが今回がラスボスといっても過言では無いだろう。

リアディレイラーへシフトワイヤーを通すぞ。

 

ラスボスと聞いて思い出すのはFFⅦのセフィロス、FFⅩのジェクト。

どちらも物語序盤から登場しているキャラクターで、とうとう戦うのかぁ感がすごい相手。

その辺のストーリー演出はドラクエよりもFFのほうが上手な印象。

 

さてさて、シフトワイヤー設置の行程は
・アウターケーブルのカット
・カット面のヤスリがけ、エンドキャップ付け
・アウターケーブルにシリコンスプレー
・インナーワイヤー通す
・インナーワイヤのカット、エンドキャップ付け
となっている。

 

インナー、アウターケーブルともにシフト用がありブレーキとは種類が異なるため購入時は注意。

どちらもフリマアプリなりで数百円で用意出来るぞ。

 ではいざ参らん、ご用改めである!

 

まずアウターワイヤーの設置箇所の確認、この3カ所。

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実際に当てながら無理のない長さを確認していく。

ハンドル部分は左右に目一杯切っても問題ない長さにする、ブレーキの時と一緒だ。

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そしたらカット&ヤスリ&エンドキャップ

カットはワイヤーカッターを仕様。

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 ※エンドキャップはアウターケーブル買うと付いてくるぞ

 

アウターケーブルを仮設置。

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ハンドル、ディレイラー周りが若干長いように思ったら再調整だ。

ちなみにディレイラーを拡大すると下記○印の通りアウターワイヤーを納める穴がある。

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次はインナーワイヤーを通していく。

今回シフターをかったらインナーワイヤーも付いてきたが、

交換するときは下記の矢印のネジをはずすとインナーワイヤーを引き出せるようになっている。

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注意点はシフターのギアをトップ(一番重たい状態)に入れておくこと。

リアディレイラーがワイヤー通す前はトップに居座っているからだ。

(一度ギアをローに入れてワイヤー通して あれ??ギアかわんねーじゃん! って焦ったのは内緒の話)

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このようにハンドル側から通していく。

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リアディレイラーにインナーワイヤーを固定、下記の通り六角でワイヤーを固定する場所がある。

インナーワイヤーを少し外側に曲げながら固定するとホイールに干渉せずに済む。

ワイヤーを引っ張りながら固定するのも一つのポイントだ。

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固定できたらカットする前に実際にギアが変わるか確かめる。

今までの全行程の中でもっとも緊張する一瞬。

 

カチっ(シフターの動く音)

カラカラ(クランク回す音)

カン!!(ギアが変わる音)

おーー!!!変わった、ギアチェンジ出来たぞ!!

 

こいつ、動くぞ 的な冷静の中に隠れた高揚や

ようし、いい子だ と計画通りに事が運ぶ興奮を抑えるための大人な独り言

 

なんてスマートさのかけらも無く息子と「ウェーィ」とハイタッチして喜びを分かち合った瞬間である。

 

トップからロー、ローからトップまでと問題なくギアが変わるか確かめる。

調子が悪い場合にあり得る可能性は2つ。

ディレイラーの可動領域調整が悪い

・インナーケーブルの張りが弱い

恐らく後者の可能性が高い。

 

ギアチェンジが変わることが確認出来たら最終工程、インナーワイヤーのカット&エンドキャップ設置。

ここまで来た君達なら赤子の手をひねるような作業だ。

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これでシフトワイヤー設置完成。

いやぁ来ましたね、とうとうここまで。

あと残す工程はペダル設置のみ。

 

最後かもしれないだろ、だから全部話しておきたいんだ...

なんてセリフのあとから物語が急展開するFFⅩじゃないけれど、

チャリンコも組んだ後に微調整が残っている。

実際に走ってみないと分からないことがいくつかあるんだ。

 

なのでブログはもうしばらく続きます。

引き続きご愛読くださいません。